日仏米の企業にみる購買戦略の違い
―購買・調達・サプライチェーンを担う社員に求められる資質は何か―

日仏経済交流会(パリクラブ)・在日フランス商工会議所(CCIFJ) 共催

日時 2009年10月28日(水) 18:00~19:00
講師 特定非営利活動法人 日本サプライマネジメント協会TM
理事長 上原 修氏
講演の要旨 資材調達、購買という仕事は、企業においては長らく縁の下の力持ちという存在で、経営者や株主からの期待はある程度ある ものの、販売や営業、さらには人事、財務に比べて目立つ存在ではありませんでした。  しかし、先進国ではここ10数年、売上増加が期待できない中で、企業の価値創造、利益創出のために、戦略的な資材調達は経営に欠かせない存在として見直 されてきています。
ここで問題となるのは、どういう人物がこの業務をこなすのに適切かということです。
日仏米の3カ国の企業の購買パーソンの資質を比較して、そこから企業経営者の戦略の違いをご覧頂きました。
講師の紹介

上原修先生は、国内最大の資源エネルギー会社で購買・物流管理、原料調達、製品マーケティング(欧米)、海外事業企画の各 部門を経験され、またフランス留学、アフリカ駐在、アメリカ(東海岸、西海岸)駐在を経た後、複数の外資系企業で常務執行役員・購買本部長を歴任されまし た。2003年4月、ISM(米サプライマネジメント協会)の日本支部の法人化と同時にその代表取締役に就任され、2006年12月1日、同法人の組織改 正に伴って特定非営利活動法人日本サプライマネジメント協会TMの理事長に就任されました。日本で初めてC.P.M.資格を導入し教育したビジネストレー ナーとして有名です。

・C.P.M. MBA JGA ・仏パリ大学院ESSECビジネススクール客員教授
・米アリゾナ州立大学CAPS日本代表研究員
・法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科 兼任講師
・仏グルノーブル大学院客員教授
“La Lettre des Achats” 日本における編集委員

主な著書
「グローバル調達戦略経営」日本規格協会2008年10月
「購買・調達の実際」日経文庫2007年7月

場所 NTTコミュニケーションズ株式会社 セミナー室
東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング
http://www.ntt.com/aboutus/B02-010-shiodome.html
最寄り駅 【JR山手線・京浜東北線】浜松町駅 北口/下車徒歩3分
【東京モノレール】浜松町駅 中央口改札/下車徒歩3分
【都営大江戸線・浅草線】大門駅 B1出口/下車徒歩3分
使用言語 講演―日本語(質疑応答は、仏語、英語も可)
 

■ご報告

2009年10月28日18時より汐留ビルのNTTコミュニケーションズの会議室で、日仏経済交流会(パリクラブ)と在日フランス商工会議所 (CCIFJ)共催で「日仏米の企業にみる購買戦略の違い:購買・調達・サプライチェーンを担う社員に求められる資質は何か」と題して講演会が開催され た。 講演会では、パリクラブ会員で特定非営利活動法人日本サプライマネジメント協会理事長の上原修氏に「日仏米の企業における購買戦略の違い」というテーマで お話をしていただいた。

資材調達、購買という仕事は、企業においては長らく縁の下の力持ちという存在で、目立つ存在ではなかった。しかし、先進国ではここ10数年、売上増加が期 待できない中で、企業の価値創造、利益創出のために、戦略的な資材調達は経営に欠かせない存在として見直されてきている。この企業の購買戦略の違いが購買 担当者の資質の違いをもたらしていることなど、興味深いお話をいただいた。日仏米の3カ国の企業の購買パーソンの資質を比較し、そこから企業経営者の戦略 の違いが分析された。

講演の最後には、参加者より活発な意見や質問が出された。また、講演会に引続いて懇親会が催され、講師と参加者の交流が図られた。