講演会「マルセル・メリューからリヨン・バイオポール(クラスター)に至るワクチン、生物学診断の世界的リーダーの出現」

日仏経済交流協会(パリクラブ)主催
在日フランス商工会議所(CCIFJ)共催

生理学者クロード・ベルナールの故郷であり、ブルジュラが設立した世界初の獣医学校に代表される医学文化が根強い街リヨンに、1897年、ルイ・パ スツールの弟子であるマルセル・メリューは、ツベルクリンや破傷風予防の血清剤を作る研究所を創設、大胆にも自分の名前をとってメリュー研究所と名づけま した。

1世紀以上の月日が経った現在、メリュー研究所を引き継いだ3つの企業(生物診断分野におけるビオメリュー、動物用ワクチン及び医薬品分野における メリアル、ヒト用ワクチン分野におけるサノフィ・パスツール)は、各分野において世界的リーダーとしての地位を築いています。 この三つの会社は感染症の世界的競合クラスターであるリヨンバイオポールにおいて、互いに協力しあっています。

講演会では、メリアルジャパン株式会社代表取締役社長で在日フランス商工会議所会頭のミシェル・ラショセ氏が、サノフィ・アベンティスグループワク チン事業部門であるサノフィ・パスツールのブルーノ・カミュゼ氏と日本ビオメリュー株式会社ブルーノ・ボンバルド氏を交えてリヨンで生まれた生物学の飛躍 の歴史を紐解き、グローバリゼーションと地球温暖化の影響により新たなる感染症の脅威が増大する中、この3社が世界市場および日本市場でどのように活動し ているか分析を行いました。

日時 2008年5月20日(火)
プログラム 18時30分~20時30分 講演会
20時30分~21時30分 ビュッフエ
スピーカー ミシェル・ラショセ氏 メリアルジャパン株式会社代表取締役社長
ブルーノ・カミュゼ氏 サノフィ・パスツール株式会社
ブルーノ・ボンバルド氏 日本ビオメリュー株式会社
場所 メルシャンサロン
中央区京橋1-5-8メルシャン本社1階 明治屋並び
Tel:03-3231-5600
最寄り駅 東京メトロ銀座線京橋駅またはJR東京駅
使用言語 仏語

※本講演会の報告記事が、在日フランス商工会議所(CCIFJ)の月間ニュースレター La Lettre Mensuelleに掲載されましたので、皆さまどうぞご一読ください。
http://www.lalettremensuelle.fr/article.php3?id_article=2551&lang=ja