講演会「日本アニメの今 - 世界が注目する精鋭クリエイティブ集団 STUDIO4℃ -」

日仏経済交流協会(パリクラブ)主催
在日フランス商工会議所(CCIFJ)共催

日本アニメは、1970年代から80年代にかけて廉価なテレビアニメがフランスへ大量に輸出され一大ブームを起す一方、必ずしも良質な映像作品とし ては捉えられていませんでした。しかし、スタジオジブリの宮崎駿作品に代表されるように、現在の日本アニメはそのクオリティの高さが多くの人に認められ、 独自の世界観を持った、子供のみならず大人の鑑賞にも堪えうる映画として、国際的な賞を数多く受賞し、世界でもその存在感を示しています。

日本アニメの魅力はどこにあるのか。アニメ映画のみならず、宇多田ヒカルなどのミュージッククリップやゲームムービーなど、次々と創造性の高い、 エッジのきいた映像作品を生み出しているSTUDIO4℃の田中栄子社長を招き、同社のアニメ作品がどのように作られるのか、その企画から完成までをご紹 介いただくとともに、日本アニメが海外展開をする際の課題、フランスとのコラボレーションへの期待について語っていただきました。

【田中栄子氏プロフィール】
スタジオジブリで『となりのトトロ』『魔女の宅急便』のラインプロデューサーを務めた後、森本晃司らと共にSTUDIO4℃を設立。以来、常に先鋭的なビ ジュアル表現に挑み続ける。主なアニメ作品として、『MEMORIES』(1995)、『マインド・ゲーム』(2004)、『鉄コン筋クリート』 (2006) などを手がける。

日時 2008年1月28日(月)
講演会 18:30~20:00 日本財団ビル2階会議室
港区赤坂1-2-2 tel. 03 6229 5538
銀座線虎ノ門3番出口から外堀通りを徒歩5分
ビュッフェ 20:15~22:00 ル・プティ・トノー虎ノ門
港区虎ノ門2-1-1 商船三井ビル1階 tel. 03 5545 4640
同じく徒歩3分
講師 田中栄子氏(STUDIO4℃代表取締役社長)
進行 伊藤朋子(パリクラブ理事、笹川日仏財団日本側事業責任者)
使用言語 講演会は日本語(日仏同時通訳付)