日仏経済交流会(パリクラブ)主催
在日フランス商工会議所(CCIFJ)共催
パレスホテル 協力
2006年9月27日(水)皇居前和田倉噴水公園内(パレスホテル経営)レストランに於いて「サロンコンサート」を開催されました。二人の新進気鋭 のミュージシャンによるフランスに縁の深い曲目を中心としたコンサートです。和田倉噴水公園内のガラス張りの瀟洒な会場で、コンサートの余韻に浸りながら パレスホテル特製の料理とお酒でご歓談いただきました。お二人とも若手ながら既に多くの公演を通じ、プロの高い評価を得ています。ビッグアーティストへの 更なる成長を期待する激励の場でした。
【佐藤 俊介】
ヴァイオリン パリ在住。1984年生。2000年ニューヨークでデビューリサイタル。2005年出光音楽賞。2006年パリ日仏文化会館でソロコンサート。海外公演多数。
【佐藤 卓史】
ピアノ 1983年生。2004年日本各地でデビューリサイタル。2004年日本ショパン協会賞。2006年東京芸大首席卒業。今秋、ドイツハノーバーへ留学予定
日時 | 2006年9月27日(水)18時~21時 18:00:受付開始 18:30:サロンコンサート 19:30:ビュッフェ・レセプション |
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会場 | 皇居前和田倉噴水公園内(パレスホテル経営)レストラン 東京都千代田区外苑3-1 Tel: 03-3211-5211(パレスホテル代表番号) http://www.dentan.jp/kokyo/kokyo09.html |
曲目 | MOZART(Sonate K.306inD-Dur) BRAHMS(Sonate no.3) BOULANGER(Nocturne) IBERT(Le petit ane blanc) SARASATE(Zigeunerweisen) ヴァイオリンソロ:COUPERIN(Les Roseaux) ピアノソロ:ISAYE(Sonate Op27 no.) |
参加費 | 8,000円(ビュッフェ・レセプション代込み) |
会場は岩倉噴水公園レストランというガラス張りの瀟洒な建物です。宮内庁の所有だそうですが、最近運営をパレスホテルに全面委託することになったものです。
昼間の雨もうそのように好天に恵まれ、岩倉噴水公園の噴水を正面に見ながら、二人の若きアーティストの演奏を堪能したひと時でありました。
フランス人の参加者が少なかったのは少々残念でしたが、総勢60人近い参加者を得て、盛況のうちに会を終えることができました。
演奏者はパリで活躍中のヴァイオリニスト佐藤俊介氏と、今秋ハノーヴァーに居を移して研鑽に努めようというピアノの佐藤卓史氏のお二人でした。当会会員で パレスホテルの松本恵子さんのご紹介です。何度もこの種のコンサートを一緒に行っており、息のピッタリ合った優雅かつエネルギッシュな演奏だったと(素人 ながら)感じています。
演奏の質の高さと、22歳と23歳というアーティストの若々しい魅力が参加者のだれをも魅了したようです。もっと多くの方に楽しんでいただきたかったとい える、すばらしい演奏でした。お二人にはコンサート後のビュフェパーティーにも参加願い、参加者と懇談の時を持ちました。
佐藤俊介氏がフランスで活躍中であることや、フランスに関連する曲目を多く選んでいただいたこともあり、日仏文化交流にふさわしい行事になったと思います。
ビュフェの冒頭に磯村パリクラブ名誉会長にスピーチを頂戴いたしました。(フランス在住のヴァイオリニスト佐藤俊介氏と知己あり)佐藤氏の紹介 方々、日本の若きアーティストがフランスを足場に世界に羽ばたいていくことやそれを支援する活動が、日仏文化交流にとりいかに重要であるかについて強調さ れました。パリクラブの文化委員会としてかかる催しをすることの意義をわかりやすく説明いただいたものと、大変感謝しています。
企画の段階から参加のお誘い、参加者の確定、当日の運営・会計に至るまで、多くの方に大変お世話になりました。この場を借りて心よりお礼申し上げます。
文化委員会 増渕 文規(2006年10月2日)