酒蔵を訪ねる会

日仏経済交流会(パリクラブ)主催
在日フランス商工会議所( CCIFJ )共催

日時 2006年2月4日
場所 寒梅酒蔵株式会社
久喜市中央2-9-27(JR宇都宮線、東武伊勢崎線久喜駅西口から徒歩3分)
Tel 0480-21-2301
URL:http://www.kanbai.co.jp/( アクセスマップあり )
スケジュール 14:20 集合
14:30~16:30 酒蔵見学、質疑応答、利き酒など
17:00~19:00 感想交換会 和食レストラン「おかの中央店」
交歓会会費 5,000円
(お料理、同社製のお酒、ソフトドリンク付き、但し酒蔵見学のみの場合は参加無料)

パリクラブとCCIFJの冬の恒例行事の酒蔵訪問が14名の参加を得て(フランス6名日本8名)2006年2月4日に行なわれました。訪問先は昨年 と同じ久喜市の寒梅酒造。越後杜氏星野馨さんによれば、例年にないこの冬の寒さで今年のお酒は上々のできとの由。鈴木逸郎社長からは、1821年来の酒蔵 の歴史、久喜市の水が最大の立地理由など熱のこもった説明がありました。質問が飛び交い高田副会長は通訳にてんてこ舞い。ご苦労様でした。

日仏参加者待望の利き酒が行われた後、製造過程に沿って酒蔵をくまなく見学。大きなタンクから発する新酒の香りに酔わんばかりでした。そう言えば、 仕込み中のお酒(生もと)は微妙なもので香水などほかの匂いの影響を受けやすいとのこと。今は稀な密閉式でない伝統的酒造り工程ならではの身にしみる話で す。店頭販売では、フランスの方も熱心にたくさんお買い求めになっていました。

そのあと、「試飲懇親会」が料亭「おかの」で開催されました。日本料理を楽しみながら、連続金賞受賞の「飛翔天」を皮切りに、「にごり生酒」、「し ぼったまんまの純米酒」、「心意気(シラノ・ド・ベルジュラックの最期の科白にあやかってPanacheと命名)」、辛口の「山廃仕」、「樽酒」、天皇陛 下も賞味されたたという「彩の国」の計7種類の銘酒を鑑賞しました。一行は、鈴木社長に見送られて7時半過ぎに久喜駅を後にしました。

レポート:パリクラブ理事 五味文三