Événements

第20回定時会員総会

【イベント概要】

来る4月24日(水)18時から八芳園で下記要領により、会則第13条に基づく第20回定時会員総会を開催し、2012年度の会計および会務全般について付議しますのでご参集ください。ご出欠はこの欄の一番下の「ご予約はこちら」を開いて、ご記入、送信お願いいたします。

なお、欠席の欄は議決は議長一任(議長へ委任)とさせていただいております
(なお、このご返事だけでしたら、特にログイン欄にメールアドレス・パスワードを入れる必要はありません)。

suite »

講演会「ユーロ危機はどうなる」~統合欧州の行方~

【ご報告】

ロバン氏のこの講演会は120名今日の申込みでここ数年で一番の盛況ぶりであったと思われる。日経映像社からの録画録音取りの要請もあった。1年間、インターネットにアクセスしてパリクラブの主催イベントが世界に発信されるのはまことに素晴らしいことである。

ロバン氏の講演は約45分。3部に分かれて第1部がユーロ危機の経緯 第2部が危機への対応 第3部今後のシナリオごとになされた。フランスを代表する大 新聞の経済欄のトップで、かつ豊富な国際会議取材や要人とのインタビューなどあるだけに一言一言、説得力と重みが感じられた。聴衆者からも「よかった」と の声が圧倒的に多かった。同氏が率直に南北欧州の格差が一段と鮮明になる現実を見て、1980年代の通貨同盟時代のように2つの通貨同盟に別れる選択肢も やむを得ないとしてる。ロバン氏が非常に冷静にユーロ危機を観察し、欧州統合作業の逆戻りも視野に入れるべきと言う。欧州レベルの「ニューディール」政策 や欧州中銀のもっと大胆な改革、欧州財政政府、欧州産業戦略の立ち上げなどが結論として紹介された。中島氏のパワーポイントの分析は非常にわかりやすく、 国別の債務、貯蓄など示唆に富むものが多かった。それによるとドイツはもっと近隣国に寛容な経済政策がとれる余地がある。

suite »

講演会「フランソワ・オランド大統領の経済政策の評価と展望」~オランディズムとは何か~

【ご報告】

Jean-Pierre Robinかなりの雨模様にも関わらず虎の門の日本財団ホールの1階に約50人の参加があった。定刻通りにはじまりロバン氏の熱のこもった逐語通訳付きの講演は6時半 から8時まで続いた。その後、参加者4人より、1)フランスの対日経済関係、2)フランスの経済モデル、3)フランスのアイデンティティ、4)現政権の功罪 について質問があった。これに対しロバン氏より丁寧な回答がなされた。

2012年5月6日日に僅差で選ばられたフランソワ大統領は、サルコジ-大統領と大きくかじ取りを違えることは現実的でなかった。この1年だけの結果でなく、70年代までの問題、99年1月1日よりの欧州統合がからんでいる。

suite »

企業訪問 寒梅酒造株式会社(埼玉県久喜市)

【イベント概要】

パリクラブ地域都市委員会の活動の一環として、恒例になりました標記酒造の訪問にご参加頂きますようご提案申し上げます。
同酒造は創業文政4年(1821年)と190年の歴史を誇る日本酒製造の老舗です。同社社長鈴木逸郎氏のご好意により、伝統酒造の全てを見聞させて頂いております。また見学の最後には利き酒も用意されております。
この企画は在日フランス商工会議所との共催であり、毎回在日フランス人の方々も参加して頂いております。今回は在日フランス大使館にもご案内しようと考えております。酒造訪問後には近くの和食レストランでの懇親会を予定しております。
大吟醸の豊穣をお楽しみ頂き、日仏交流の一時をお楽しみください。

suite »

講演会「日仏共同のイクシスLNGプロジェクト、世界及び日本のエネルギーミックス」

【ご報告】

3月14日、トタル社グループ北東(日本・韓国)アジア代表兼トタル・トレーディング・インターナショナルSA東京支社長のLuigi Colantuoniさんを講師に迎えて、「日仏共同のイクシスLNGプロジェクト、世界及び日本のエネルギーミックス」というテーマでご講演頂きました。

イクシスLNGプロジェクトはトタル社が取組むオーストラリアにおける総事業費が340億ドルに達する大型のLNG (液化天然ガス)開発プロジェクトで、Colantuoniさんからは、LNGプロジェクトの仕組みや進め方についての説明の後、福島の原発事故後特に需要の高まっているLNGの日本への供給、国際石油帝石(INPEX)を事業パートナーとした日仏協力、200億ドルと画期的な規模となったプロジェクト・ファイナンスによる資金調達などの意義にも触れて頂きました。

suite »