特別展「日本-仏蘭西・百年飛行の旅」ご招待のお知らせ

1910年、日本最初のパイロットの一人である徳川好敏が飛行機の操縦技術を学びに行ったのがフランス。また、所沢飛行場で最初に飛んだ事で有名なアンリ・ファルマン機もフランス製でした。それから100年余、当時では考えられないほどに航空機は進化を遂げ、今では海外旅行も身近な存在になりました。今回はフランスをテーマに取り上げ、過去の歴史を紐解きながら皆さんをフランスへの旅にいざないます。

12月15日より、記念館ロビーにて日本で初めて飛行した飛行機の1つであり、所沢飛行場で初めて空に羽ばたいた飛行機である「アンリファルマン機」の1/2スケールモデルを展示いたしました。特別展期間中展示しますので、ぜひ、ご来館下さい。

会期:2017年4月9日(日)まで

場所:所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市並木1-13 最寄駅:西武新宿線「航空公園駅」東口より徒歩8分)

毎週月曜日が休館日となっております。詳しくは館ホームページ(http://tam-web.jsf.or.jp/)をご覧ください。

招待券

特別展入場用の招待券を事務局にて預かっております。ご希望の方はパリクラブ事務局 e-mail:bon-jour@parisclub.gr.jpまでご連絡ください。(パリクラブ会員限定)

見どころ

ブレリオ機、アンリファルマン複葉機の1/2レプリカの展示


立体バーチャルリアリティーによるフランス旅行体験コーナー


徳川好敏大尉のフランス派遣報告書

エールフランス初期のポスター

特別展特設サイト(http://www.tamevent.com/)を合わせてご覧ください。

展示内容

数々の貴重な資料と解説パネルでその歴史を紐解いていきます。

第一部「日本とフランス・空の交流の幕開け」(徳川好敏がフランスへ派遣された背景)

モンゴルフィエ兄弟により、世界で初めて有人飛行に成功した熱気球。そして、生糸の生産に絡みフランスから日本へ先進の産業技術が持ち込まれ、航空分野についても、航空先進国フランスへの徳川好敏の派遣から始まる航空分野における日本とフランスの交流が幕を開けました。

第二部「空の道を拓く」

第二次世界大戦後、飛行機の発達に伴い、航空航路が広がっていきました。
日本とフランスも例外なく、エールフランス航空と日本航空の旅客機により結ばれることとなります。
また、従来のアンカレッジ経由ルートからシベリア航路ルート(俗に言う「北航路」)の登場により、距離の短縮も進みました。

第三部「空の旅へいざなう」

戦後の「空の旅」の変遷をご紹介。皆様をフランスの旅に誘います。