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【レポート】☆日本の空で煌めくミシュラン星☆ ベルナール・デルマス氏

デルマス氏はミシュラン本社入社後、1985年に日本ミシュランタイヤ(日本法人)に赴任され、日本法人の社長、在日フランス商工会議所の会頭を務められました。現在は日本法人の会長、同会議所の理事でいらっしゃいます。

先ずフランス ミシュランの沿革を、映像を通じて御披露下さり、続いてミシュラングループ、日本法人を紹介下さいました。1964年の東京オリンピックで開通した羽田モノレールのタイヤはミシュラン製だったそうで、1978年の日本ミシュランタイヤ株式会社の設立に至ります。

1900年、ミシュランガイドは、フランスで最初のレストランガイドブックとして発行され、ガソリンスタンド、修理工場、ホテル、レストランなど、フランスを旅行するのに必要な情報が全て網羅されていました。独自のレストラン評価方法は今日に至るまで徹底されています。調査員は全てミシュランの正社員で、ミシュランメソッドに則った研修を受けた専門家が完全な独立性を持って評価しており、調査員は世界中どこでも同じ評価基準を適用しているとのことです。

注目の評価基準ですが、素材の質、調理技術の高さと味付けの完成度、独創性、コストパフォーマンス、常に安定した料理全体の一貫性の5つが世界共通の5つの評価基準とされているそうです。

日本では2007年に初めてミシュランガイドが発行され、ミシュランガイド東京は2008年から、京都・大阪が2011年から、北海道が2012年から発行されましたが、特に北海道はレストランが広大な領域に点在しているので、調査に18ヶ月もかかったそうです。詳細データは割愛しますが、一つ星、二つ星、三つ星共、日本の数はフランスのそれを上回っていますが、人口一人当たりではフランスの方がいずれも多いのだそうです。

タイヤメーカーのミシュランが何故ミシュランガイド発行に至ったか、そしてそのプロフェッショナリズムをどのようにして保ち続けているかを熱っぽく語っていただき、デルマスさんファン、ミシュランファンがさらに増加したに違いありません。

【開催済】第5回 《 Salon de Paris Club 》☆日本の空で煌めくミシュラン星☆

次回《 Salon de Paris Club 》は、日本ミシュランタイヤ株式会社社長、在日フランス商工会議所会頭としても長く活躍され、現在は日本ミシュランタイヤ株式会社会長、また Robert Parker Wine Advocate ディレクターもされているベルナール・デルマス氏をお迎えし、2月25日(月)19時より開催いたします。
ミシュランガイドブック、星付きレストランや格付けなど 私たちにも大変関心のあるお話が伺えるまたとない機会です。皆様お誘いあわせの上ご参加ください。

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