イベントレポート 『「香りのプロダクト・バリエーションと日本マーケットについて』

懇親会から~

会場のブレスルームには、古材・廃材とフレグランス製品によるインスタレーションが展示。

会場のブレスルームには、古材・廃材とフレグランス製品によるインスタレーションが展示。

続いて行われた懇親会の冒頭には、フィッツコーポレーション代表取締役・富樫康博氏にご挨拶頂きました。

富樫社長は、プレスルームにディスプレイした古材・廃材を使ったインスタレ―ションについて、香りが下から上へと香り立つイメージを表現していることや、氏が大好きなカルチェラタンの町にあるギャラリーのように、
アートを発信する場として活用してほしい、といった想いを熱く語られました。

懇親会ではアレグレス社のワインや軽食を楽しみながら談笑。

懇親会ではアレグレス社のワインや軽食を楽しみながら談笑。

その後、同フロアにあるオープンテラスを見学、ひとときの夜景を楽しんだ後、懇親会へ。

参加された方々に少しお話を伺ったところ、「好きな香りについて体系的にお話を伺うことができて、とても勉強になりました。はじめて参加しましたが、パリクラブはとてもいい雰囲気。これからも興味のあるテーマのあるイベントがあればまた来たいですね」と30代の女性は話して下さいました。

初めてパリクラブのイベントに参加したという女性。「とても楽しかったです」

初めてパリクラブのイベントに参加したという女性。「とても楽しかったです」

「もっといろいろな企画があれば、ぜひ参加したいたですね。これからのビジネスの参考になればと思います」と話すのは起業したばかりという男性。

「もっといろいろな企画があれば、ぜひ参加したいたですね。これからのビジネスの参考になればと思います」と話すのは起業したばかりという男性。

「パリクラブは仕事の上でもとても役に立っています。もっと多くの人に参加してほしい」と話す会員の女性。

「パリクラブは仕事の上でもとても役に立っています。もっと多くの人に参加してほしい」と話す会員の女性。

また、かつてLVMHグループのブランドに勤めた経験があり、3か月前に起業したばかりという男性は、「ブランドのマーケティングに関心があります。今後フランスのブランドの方々による講演などがあれば、ぜひ聴きたいと思います」と話して下さいました。

また、約10年パリクラブの会員を続けているという女性は、「普段あまり知ることのできない、香りの基礎知識や歴史、世界のブランドの売り上げデータなどのお話を聞くことができて、とても面白かったですね。私はフランスの私立大学の日本連絡事務所に勤めておりますが、日本国内で学生の研修先や就職先などを探す際など、折に触れてこのパリクラブのお力添えを頂くことも多く、パリクラブは大変貴重な存在です。フランスという共通点があるのですから、若い世代の方にももっと多く参加してほしいですね」と話して下さいました。

こうして和やかな雰囲気の中、懇親会も終了。企画に携わった遠藤さんは「企業の協力を得てのイベントは今回が初めての試み。フランス製品やフランスと関わりを持つ企業はまだまだほかにもたくさんあると思います。今後も各方面の方々のご協力を得ながら、パリクラブをさらに活性化させていきたいですね。

長い間日仏の交流にご尽力いただいた先輩方の同窓会的な要素も大切にしながら、フランスの‘今’を幅広く発信できるよう、活動を広げていきたいと思います」と。